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平成22年11月12日

石丸繁子俳句書−17文字のアート

平成22年11月12日(金)、(社)日本建築美術工芸協会(aaca)主催の第174回フォーラムに「石丸繁子俳句書−17文字のアート」のテーマで講演いたしました。プロジェクターを使用し、愛媛の俳人との関わり、作品制作の背景と子規の俳論、作品とその解説等1時間30分に亘って紹介。会場には 東京都内をはじめ近県各地から、遠くは関西からもご参加をいただきました。
 


講演内容

1.はじめに
  その1.愛媛に関わる俳人の句を書表現−芝不器男・正岡子規・種田山頭火
  その2.「俳句書」の作品制作
2.「子規」=「四国猿」の上京
3.「石丸繁子俳句書」の背景
  その1.子規との出会い
  その2.子規の俳論
  (1)俳論「獺祭書屋俳話」−月並俳句を否定
  (2)俳論「俳諧大要」−俳句の標準
  (3)俳論「獺祭書屋俳話」−俳論の基本姿勢
4.子規の「俳句革新」―「俳句分類」が原動力
  その1.子規の三大偉業
  その2.「俳句分類」の契機−夏目漱石との論争による
  その3.「俳句革新」−「俳句分類」作業による
  その4.子規の写生論−中村不折の影響
5.作品−「松山と子規」
  その1.愚陀仏庵の子規−俳句の指導、散策吟行(子規最後の帰郷)

  その2.帰京途上、奈良へ
  その3.故郷松山への思い−帰郷 松山鮓
6.作品−「子規の挑戦−俳句革新」
  その1.面白い句−俳句雑誌「ホトトギス」へ掲載。「猫戀」
  その2.明治の「新題」(新季語)
7.作品−「根岸の子規」
8.おわりに