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トップ > 活動紹介 > 活動報告 > 平成25年11月19日〜
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松山市立子規記念博物館3階 特別展示室 コンセプト 子規 明治31・32・33年 HAIKUとTANKA 「痛い事も痛いが綺麗な事も綺麗ぢゃ」 子規の盛んにうめき、盛んに叫び、盛んに泣く声が聞こえてくる。 病状が悪化し「自由」も「楽しみ」も閉ざされた中にあっても、 子規の感性は研ぎ澄まされ衰えを知らない。 子規の強靭な精神力が、私の制作意欲を駆り立て、句や歌の情景をより鮮明にしてくれた。 |
一嵐おしろいの花倒れけり 俳句 季語「秋草」 季節「秋」 |
この頃の蕣藍に定まりぬ 俳句 季語「蕣」 季節「秋」 |
同じ鉢に真白鈍色うちまぜて 三つ四つ二つ咲ける朝顔 短歌 「わか庭」 |
花は我が世界にして 草花は我が命なり 随筆 「わが幼時の美感」 |
夢さめて先つ開き見る新聞の 豫報に晴れとあるをよろこぶ 短歌 「病牀喜晴」 |
おくり物牡丹の花の紅に 草の庵は光立ちけり 短歌 「病中把栗鼠骨二子 牡丹の鉢を携へて來りける」 |
人丸の後の歌よみは誰かあらん 征夷大将軍みなもとの実朝 短歌 「金槐和歌集を讀む」 |
たまたまに障子をあけてなかむ れば空うららかに鳥飛びわたる 短歌 「病牀喜晴」 |
鳶見えて冬あたたかやガラス窓 俳句 季語「冬」 季節「冬」 |
我心猫にうつりてうかるるか 俳句 季語「猫の戀」 季節「春」 |
朝ながめ夕ながめして我庭の 菊の花咲く待てば久しも 短歌 「菊」 |
鶏頭の十四五本もありぬべし 俳句 季語「鶏頭」 季節「秋」 |
カラス戸の外に咲きたる菊の花 雨に風にも我見つるかも 短歌 「菊」 |
人にして鳥にありせば妹と二人 空舞ひかけり舞ひかけりせな 短歌 「鳥にありせば」 |
病牀の匂袋や淺き春 俳句 季語「春淺し」 季節「春」 |
フランスの人がつくりしビードロ の一輪さしに椿ふさはず 短歌 「我家の長物」 |